再燃する

T君を見たことがある。私よりも一つ歳上だ。ずっと気にはなっていた。でも、心の片隅で再燃する事を祈っていた。住所を訊かれた時の私は、運命を感じざるを得なかった。近くに住んで。イロイロな感情が沸き上がる。彼も私も歳をとったと感じた。あの日待ちあわせして一緒に歩いたこと。彼のギターで皆で歌ったこと。走馬燈の様に蘇っています。